雑談 エスカレーターは歩かない方が早い
興味深い記事を見つけた。
ちなみに日本語の原文(？)
記事によるとエスカレーターは歩かずに立ってる方が早いらしい。
……いや、んなわけないだろ。
記事によるとロンドンでの実験らしく、早くなる理由は以下の通り。
①全員歩かずに立ちっぱなしにすることで一定速度でエスカレーターに乗るようになる。
②歩く人同士の間隔の分だけ人が乗れるのでよりエスカレーターの１段１段を有効活用できる。
③一定速度で人が進むため、エスカレーター前の混雑が緩和される。
……おう、これ日本じゃ無理だ。
まず１つ目。
日本だと立つ人と歩く人で別々にエスカレーターの待機列ができることが多い。
大半は歩く人の場所(関東：右側、関西：左側)は混雑しない。
すなわち①と③が歩く人には初めから該当しなくなる。
歩く方がノータイム(もしくは比較的短い時間)でエスカレーターに足を踏み出せることに。
続いて２つ目。
②についてなのだが、これが日本では確実に不可能たらしめる原因だ。
海外のエスカレーターはどうか知らないが、日本のエスカレーターは基本的に各段に２人乗る設計にはなっていないことが多い。
つまり全員が立ちっぱなしになる場合、１段につき１～１．５人ぐらいが限度なのだ。
１段で２人も乗ればエスカレーターが逆走する。
(普通はブレーキがかかるが人数が多すぎるとブレーキが効かない可能性アリ)
過去にそれでエスカレーターが逆走して問題になったケースは多々存在する。
そのため有効活用できるはずもないのだ。
もちろん近年では事故にならないように様々な対策が取られているとは思う。
しかし全てのエスカレーターで最新式のものが導入されてるとは思えない。
以上のことから歩かない方は早いってのは日本じゃ通用しないんだろうな。
まあ実験がロンドンだし、それをそのまま日本の記事にしてる点が問題なのだが……
それに日本でエスカレーターを立ったままにしようというのはメンテ(や補修)が面倒だからだったりするから理解もされないだろう。
うん。日本じゃこれは流行らないな。
それではまた別の記事でバイバイ(＄・・)/～～～
