ANYCOLOR(5032)はヤバイ?それとも成長株?
Vtuber大手事務所、ANYCOLOR株式会社の株価が暴落してるという話が一部で持ち上がってる。
今回はその件についてのお話です。
さて、この記事を開いたということは流石にANYCOLORという会社は多少知っていると思う。
……いや念の為説明をする。
ANYCOLOR株式会社(旧いちから株式会社)とはVtuberをタレントとする一種の芸能事務所の1つであるにじさんじを運営する会社である。
にじさんじは1期生から月ノ美兎、勇気ちひろなど大物を輩出していることで有名。
特にここ1年ではデビュー最速で登録者数100万人を遂げテレビCMに抜擢された壱百満天原サロメ、閑古鳥が鳴いていた志摩スペイン村に長蛇の列を作った周央サンゴなど活躍の幅がリアルに食い込んできている。
そんな大手事務所が去年、株式上場を果たした。
4千円代で始まったが連日ストップ高を記録。
一時1万2千円を超えたのだが……
見事にジェットコースターと化している。
そして年初来安値を更新し続けている。
で、何故こうなったのか?と言う話とこれからどうなのか?という私見を述べたいと思う。
何故こうなったのか?
国内外の投資家が高騰すると踏んで一気に買いに走ったのが原因だと考えている。
というのもANYCOLORの当初の値(公募価格)は1530円。
上場初日(初値)は4810円。
初値で想定の3倍に高騰しストップ高となった。
この時点でヤフーニュースにもなり、多くの人が我先にと買い始めた為にストップ高を連発しました。
1週間後の6月中旬に9千円代を記録するも下落に転じ、沈静化すると思われた。
しかし7月中旬になり下げ止まりとなり徐々に株価が高騰。
10月末には一時13,790円を記録した。
が、ここで大手株主の誰かが売却を開始し立会外トレードが開かれることになった。
これを受けて利確(利益確定)をする投資家が続々現れ初め株価が下落。
更に海外へ株式の売却を検討すると発表したことで売却が進み今の4,440円に至る。
このジェットコースターのような株価の推移は投資家が過度に買ってただけっていうだけの話。
そして下落したのも、会社がヤバイのではなく本来の株価に戻りつつあるというだけだと思います。
これからどうなるか?
これからどうなるかと言われると、おそらく更に下がりますね。
あくまで個人の意見であり責任は取りませんが、2,000円代までは下がるのではないかと予想。(たぶん2,500円が見える付近)
具体的な理由はないのですが
「公募価格が1,530円だったのでその付近が妥当な価格である」
「テレビCMや志摩スペイン村コラボなどリアルでの営業をしつつあるので成長の余地がある」
という点から下がりはするけど公募価格は切らないだろうと。
ただ株主への還元が発表されておらず、保有することへのメリットが薄いのが悪影響となるかもしれない。
最後にですが……
去年ANYCOLORが上場しました。
今年はホロライブの運営会社、カバー株式会社が上場予定です。
こちらもどうなるか楽しみですね。
それではまた別の記事でバイバイ($・・)/~~~