ゲームは三日で80時間

ゲームのプレイ日記みたいなもの。無料のダウンロードゲームかブラウザゲームを中心にやります。

16年冬アニメ「シュヴァルツェスマーケン」を面白く見る方法(後半)

さて、前半に続き後半でもシュヴァルツェスマーケンに関して必要な知識を書こうと思う。

 

今回は実際の史実に関してである。

 

前半で第二次世界大戦の終結がおかしかったりしたのだが余りシュヴァルツェスマーケンに関係ないので省こうと思う。

 

実際の史実の話をする上でシュヴァルツェスマーケンに重要なキーワードは3つ

 

①冷戦

②東ドイツ

③国家保安省

 

 

3つのキーワードの話の前に……

シュヴァルツェスマーケンは略称として柴犬と言われている。

これはシュヴァルツェスマーケン→シュヴァ……ケン→シヴァケン→しばけん→柴犬というもの。

公式でも使われてるので問題無い略称だ。

 

ちなみに公式のラジオがすでに文化放送だったかで放送されているのでチェックしてほしいところ。

 

 

 

 

さて、キーワードに戻ろう。

念のために言っておくが、この3つのキーワードは実際にあった話である。

そしてここでの解説も実際にあった話である。

 

①冷戦

第二次世界大戦後、連合国陣営であるアメリカ・イギリスを筆頭とした西側諸国、共産国陣営であるソ連を筆頭とした東側諸国で対立が激化。

東西両陣営による水面下での争いは時として第二次大戦前の国家を東西に分割したり、南北に分割したりしていた。

その後、分割した国家内で戦争は繰り広げられたものの東ドイツやソ連の崩壊により世界大戦には至らなかった。

 

東西両陣営が世界各地に核弾頭を積んだミサイルを配備しており仮に第三次世界大戦になっていれば互いに主要都市を吹き飛ばすほどの戦力を持っていた。

またこの冷戦の影響は未だに残っており「朝鮮半島の南北分裂」「キューバ経済制裁」「中東でのテロリストの所持する兵器」などなどが今日でも問題になっている。

 

ちなみに古い話ではなく、1991年ごろまで続いていた話である。

すなわち24年ほど前の話であり知らない世代の方がまだ少ない、比較的新しい部類の歴史。

また日本の急速な戦後復興への支援は冷戦で東側陣営や中立国に対して「西側陣営につけば日本のような発展が期待できる」というモデルの為に使われたとされている。

 

 

 

②東ドイツ

ナチスドイツが第二次世界大戦により崩壊。

その後の冷戦によりアメリカ等をはじめとした資本主義国家が支配する西ドイツ及び西ベルリン、ソ連をはじめとした社会主義国家が支配する東ドイツ及び東ベルリンに分断され統治される。(ベルリンとはドイツの首都)

分断された主な国家は他には北朝鮮と韓国、北ベトナムと南ベトナムなどが挙げられる。

 

東ドイツは東側陣営の中では経済力も工業力も高い部類にあった。

しかし西側国家の方が就労に対する縛りが緩かったことなどから西ドイツへの人口流出が起こる。

これに対し東ドイツは西ベルリンや西ドイツに接する国境に鉄線や柵などを設置したり国家保安省(シュタージ)により国民を監視するようになる。柵などは後に壁にまでなりベルリンの壁と呼ばれるようになる。

 

 

 

③国家保安省

国家保安省(シュタージ)とは秘密警察のこと。

国民を監視し、仮に東ドイツへの反抗行為や計画が見受けられた場合は一家全員を拘束、尋問するなどの行為が行われた。

また反抗行為の内容は西側諸国への亡命や政府批判なども含まれる。

対外政策としては重要施設の破壊活動、暗殺、反政府運動の支援などを行っていた。

 

国家保安省の恐ろしい点は国民に相互監視をさせるため密告を推奨しており、職場や施設だけでなく家庭内にも協力者を配置しており10人に1人が協力者内(スパイ)であった。

そのため婚約者や親兄弟に売られて捕まった者も少なくない。

また現在でも家族が元協力者であったことが発覚し家庭崩壊することも。

 

 

現在では国家保安省に勤めていた者の名簿であるシュタージ・ファイルの一部が見られるがあくまでも一部である。

またこのシュタージ・ファイルは一時期は「国民すべてのありとあらゆる機密情報が載っている」と言われ、米国をはじめとしてベルリンの壁の崩壊後、各国がこぞって探していた。

現在は一部を米国が所持しているものの、対外諜報活動に関するファイルの大部分が無く様々な学説がある。

 

 

 

 

こんなところだろうか。

ちなみに冒頭でも話したが現実に存在し、現実に起こった出来事である。

このキーラードが絡んでくる内容のアニメだから覚悟は必要かもしれない。

 

 

 

それではまた別の記事でバイバイ($・・)/~~~