感想文的何か。(ノーゲーム・ノーライフ)
今回は趣向を変えて短い感想文的な何かを……
ちなみに今回の題材はノーゲーム・ノーライフ(原作ラノベ)となってます。
はい、ノーゲーム・ノーライフの原作であるラノベ1巻が図書館に置いてあったので読みました。
ということで軽い感想……というか酷評を。
正直、続きは読まなくていいかな?って思ってしまいました。
というのもこのラノベ、普通の文庫本からかなり離れていてどっちかというとネット小説や漫画に近い感じがします。
もちろんそれはそれで持ち味なのですが、ラノベっぽさが無いとも取れるしコミカライズされてる方を見る方が楽しめるかな?という印象。
具体的に指摘するなら文章内で文字を太字や大文字にしたり行間がやたら空いたりする所。
これが悪いとまでは言いませんが、普通の小説ではまずお目にかかることがなくネット小説特有の表現だと思ってます。
また建物や景色といった視覚情報があまり書かれていない点も少し気になった所ですかね(一応書かれてるのですが、中盤になるまで街が西洋建築ということすら分からない状態)。
まあこの辺りの疑問は全てあとがきではっきりしました。
このラノベ、もともとは漫画用原作として練っていたものらしい点と作者の職業がイラストレーター(いつか天魔の黒ウサギ(※ラノベ)のイラスト担当)だったり漫画家だったりで作家としては処女作だったりする模様……
そのあたりが影響してるのかラノベや小説っぽさよりも、ネット小説や漫画っぽさが前面に出てるのかもしれないですね。
視覚情報が少ないのも漫画だと背景として描くので文章化する必要のないものなので……
ちなみに余談ですが、作者(榎宮祐)はブラジルの方らしいです。「←出口 ブラジル→」
まずこれを思い浮かんだ私はそうとうネタ方向に知識が偏ってると思います。
とここまで全体についての酷評になってしまいましたorz
ストーリーとしては……まあアニメ見たのでアニメの内容そのままだなって感じですね(こっち原作なので正確にはアニメが原作のままってことになります)。
多少細かい部分に違いがあるってだけです。(王城でテトと会ったシーンとか王選のチェスゲームが大衆の前でやったとか)
話の内容的には特に酷評することも、持ち上げまくる部分も少なかったかな。
たぶん問題児の方を見慣れてるせいでゲームで決まる世界って部分に真新しさを感じないのでしょう……
という感想です。
なのでコミカライズしてるやつは見ようかと思ってもラノベの続きを読むかといわれると微妙ですね。
読む作品が本当に無くなったら読むかも?ぐらいです。
それではまた別の記事でバイバイ($・・)/~~~