雑談 業界何してますか?忙しいですか?働いてもらっても良いですか?
どうも、今回は雑談ネタです。
内容としてはアニメ・漫画・ラノベ業界についての苦言やらなんやら。
身もふたもないことを言うとただの愚痴と憂いです。
さて、日本のアニメなどのいわゆるサブカルチャー業界。
この業界はぶっちゃけた話、今後も業界を維持するには無理がある。
色々と無理がある点を述べるなら
アニメ業界
→イラストレーター(作画班)などが薄給
→制作の過密スケジュールにより円盤(BD・DVD)での修正前提
→都会と地方の放送格差
→ヒット作を出すために片っ端からアニメ化する
など
漫画・ラノベ業界(出版業界)
→娯楽の多様化により売上の右肩下がり
→無料サイトの蔓延による価値の低下(違法アップではなく小説家になろうやニコニコ静画のこと)
→ヒット作を出すために新作を多く出し、打ち切りも多く出す。
など
政府やテレビ局が持ち上げてサブカル業界の魅力・規模を色々と言ってるが、言うほど業界の力は無い。
その上、実際に作ってる人(アニメなら制作会社、出版なら著者)にかなり無理を強いた上で成り立っている。
が、ここでは述べるつもりはない。
話が長くなるだけなんで……
今回はアニメ業界にも出版業界にも通じて言える「数撃ちゃ当たる戦法」について苦言を少々。
アニメ業界が供給過多で1年どころか1クールでも複数の作品を出す戦法なのはかなり前から言われてました。
結果としてアニメをやったが続きは原作読んでね!というスタイルが横行してるように感じます。
そんな状態だとアニメ自体を評価できないし原作を最初から読めばいいじゃないとなり、アニメ=原作のCMという立ち位置になってしまう。
ただ私個人としては前半部分は出版業界にも言えると思うのです。
漫画だと週刊誌だけを見ても新連載→打ち切りが1年の中に何度も起きてますよね。
ラノベでも新作(1巻)発売→2~3巻以下で打ち切りの流れがかなり多いです。
漫画で衝撃的だったのは
ボボボーボ・ボーボボ(全303話:全28巻)の作者が次の作品を出した時にわずか8話で連載終了となった
この話だろうか。
ラノベだと有名所が少ないが、しいて上げるなら
鋼殻のレギオス(全25巻+外伝3巻×2種類)の作者が次の作品で2巻打ち切りになった
これぐらいだろうか。
ラノベだとインパクトに欠けるかもしれないが、実は1~3巻で打ち切りはかなり多い。
しかも漫画と違い打ち切りしたという情報が出てこないのが非常に厄介である。
これは漫画の場合は週刊誌や月刊誌などで連載前提に描かれてるものが多く、そういった掲載誌で打ち切り(最終回)宣言が出来ることが多い。
一方でラノベだと雑誌に掲載されるよりも単行本のように出版されることの方が多い。
こうなると打ち切りになっても発表する場がないのである。
結果、あとがきで「次巻は○○です」や「次巻は○頃に発売予定」と言っていても一切音沙汰がないという状態になる。
この流れ、出版側からすれば手をかけずに出来るので予算少なめでヒット作が出ればラッキーという考えかもしれません。
しかし購入者側からすれば「また途中で打ち切られるかもしれないし連載が続くまでは購入を控えよう」という考えになる方も多いです。
正直、無料で漫画・小説を掲載するサイトがあるにも関わらず、購入してまで数撃ちゃ当たる戦法の商品を買う気にはなれないですよね。
この業界、既に無料で公開・閲覧できる土壌がある。
それにも関わらずお金を払って購入してもらうからには質の良いものを揃えるしかない。
なら少しでも質が良くなるように考えつつ、打ち切る時もきちんとした方法で打ち切らないといけないのではないかと思う。
終了になるからと言って適当に打ち切れば、それまで購入してた人が今後も同じように購入してくれなくなるのではないか。
そういった苦言を呈したかったが……途中で愚痴があまりにも多くなったので大幅にカットしました_(:3 」∠)_
と長くなりましたが全体のまとめです。
日本のアニメ・漫画・ラノベ産業は量も多く良質の作品もかなりのものです。
しかし全体の質が維持されてるかと言われると、微妙であることは否めないでしょう。
無料で色々できる環境が広がってしまった現代で今後もこの業界を盛り上げ購入者を増やすには質をよくするしかない。
そのように感じます。
それではまた別の記事でバイバイ($・・)/~~~