シュヴァルツェスマーケン 第5話解説後半(5話のネタバレあり)
さて、解説後編いくよ。
ここな、カットされてるのだが初めから第666戦術機中隊に直接支援要請があったわけじゃないんだ。
国連軍司令部からWTO軍司令部にまず要請しているんだよ。
だけど西側陣営の作戦ミスだから西側だけで対処させようという算段で要請を拒否。
そのため国連軍は指揮系統を無視して第666戦術機中隊に直接要請してる。
まあ要するに東ドイツの政治将校は西側が全滅しても良いから手を出すなってスタンスを国連からの要請でも行っていた。
まあアニメでも変わらんけどね。
あとここのファムの会話、原作ではない。
原作ではアイリスディーナが
「西側がもたらした破滅から友軍を助ける。これほどの英雄的行為があるか?どのような結果になっても第666戦術機中隊は語り継がれるだろう」
と言ってる。
この発言には
作戦に成功
西側の失敗した作戦を第666戦術機中隊の活躍により成功に導いた。
中隊の活躍を褒め称え、西側の愚かさを宣伝。
作戦に失敗
西側の失敗した作戦により孤立した友軍を助けるために第666戦術機中隊が壊滅。
危険を顧みず最後まで戦った中隊の英雄をたたえる。
また、中隊の再建のために残った衛士のファムを生き残らせる必要がでてくる。
しかも最後には
「無論、同志少佐(艦内の政治将校)も理解しているのに我々に箔(ハク)を付けるためにあえて引きとめるとは人が悪い」
とまで言って許可が降りやすく誘導してる。
こんな駆け引きをしなければまともな戦闘もできないのがマブラヴでの東ドイツという国家だ。
最後……なぁ。
これカットし過ぎて何を話していいのやら。
カティアが西ドイツへの亡命を望むような雰囲気の発言をすることで第51戦術機甲大隊(フッケバイン)と通信し援軍に加えてくれと進言。
その時に色々な会話があるのだが長いので省略。
まあ要約すると
・フッケバインが援軍に出ることを何故分かったのか?
・祖国を裏切った人間なのに信用できるかどうかの押し問答。
などが行われている。
そんな中でキルケは東ドイツでは何が行われているのか?
自分よりも幼いカティアは何を東ドイツでみたのか?
そう思い、テオドール達と再度接触することになる。
たぶんアニメだとカットされそう。
あぁ、マライさんが……マライさんが……(´;ω;`)ブワッ
これ、原作だと銃殺なんて生易しいものじゃない 。
拷問による衰弱死なんだよな。
死ぬギリギリまで拷問して、死ぬ直前に再度問いただしたところ幻覚を見て情報を吐いてしまうんだよね。
その情報ってのは3話にでてきたパソコンのデータ。
またこの時、マライだけでなく軍の人間が何人も連れてかれて拷問による衰弱で死んでる。
そしてこれがきっかけで今後更なる窮地に立たされる。
6話以降を待ち遠しくしましょう(謎の締めくくり)。
それではまた別の記事でバイバイ($・・)/~~~