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シュヴァルツェスマーケン 第2話解説後編(2話のネタバレあり)

 

 

さて、2話の解説というか、原作補填?の後編です。

 

 

 

 

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このシーン、原作だと少し違います。

原作だと台詞がきちんとある。

アニメだと無音になってたな。

このシーンを後で拾うことになるかどうか……

 

無音なんて演出にしてるからおそらくは拾うことになるだろうけどわざわざ無音にする必要性は無かったな。

 

 

 

一応原作に書かれてた情報として

 

ハンニバル少佐(男の方)は実は家族がいる。

いる……というより「いた」が正しい表現か。

息子2人と妻がいた。

息子は2人とも戦場で死に、妻は従兄弟が反政府運動の中枢メンバーだった為に強制労働キャンプ送りになり行方不明。

 

またマライ(女性)の方も戦場で恋人を失っている。

その慰めのためか二人の間に私的な関係があったりする。

 

 

……あれ?

マライさんってけっこう不運なキャラじゃないか?

恋人に戦場で2度も先立たれるとか……

振り返ってみると酷いな、これ。

 

 

 

 

 

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このシーン。

国家保安省(シュタージ)に消された(物理)。

 

原作ではこんな露骨なことはしてない。

記事の書き変えがなされており、別の人物が指揮していることになっている。

 

またテオドールは軍用データベースで名前を検索すると足が付くので過去の新聞記事を検索するという方法をとっている。

その最中にグレーテルが資料室に入ってきていくつかの会話する。

その中でシュトラハヴィッツ中将が生命的にも社会的にも抹殺されたことを確信する。

なお、東ドイツではそのような社会的抹殺が行われたという証拠は存在しない

念のために言っておく。

東ドイツでは社会的抹殺が行われたという証拠は一切存在しない

 

 

 

 

 

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このシーンな、原作では場所が違う。

 

原作ではテオドールがカティアを男子トイレの個室に連れ込むという流れになっている。

おそらく、テレビ放送ということで政治的指導ならぬ放送倫理的指導が入ったのだろう。

ちなみに男子トイレに連れ込むときいてエロ方面を期待したやつ。

残念だがそんな良い話ではない。

トイレの個室って流すと大きな音が流れるだろ?

つまり盗聴機対策として個室で常に水を流しながら話をする。

そうでもなければ盗聴されていてまともに会話ができないのである。

 

アニメ版では外で会話することで盗聴機への対策をとっている。

また一瞬だが、周りを警戒したのは例え盗聴機がなくとも他の人から密告される可能性があるのでこういうことを行っている。

 

 

 

 

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このシーン。

援軍にかけつけるはずの国家保安省が呑気にティータイムをしている。

この理由が政治的抗争である。

 

東ドイツ軍と国家保安省は対立状態にある。

この対立状態において相手よりも優位に立つにはどうすれば良いか?

①相手の名声や戦力を減少させる。

②自分たちの名声や戦力を向上させる。

この2つが考えれるだろう。

 

 

つまり国家保安省は援軍を出さないことで

①BETAにより東ドイツ軍の戦力を減らし

戦線が崩壊した時にかけつけることで

②BETAの都市部への侵攻を食い止めたという名声を手に入れる。

 

この2つのメリットのために東ドイツ軍を見殺しにしてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そういやファムが選ばれた理由についてなのだが

ベトナムからの移民であるため人間扱いされていないのが理由。

またこの世界では移民や難民に対して非常に雑な扱いが多い。

それもそうだろう。

自国が滅亡の危機に瀕しており、国民を守ることもままならない状態で食糧を食いつぶす他国民を優遇するはずがないからな。

 

 

 

 

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あー、ついに来ましたか。

ノイェンハーゲン要塞陣地。

 

正直に言う。

ここから先は原作でも地獄のうちの1つだから、HappyEndを期待してる人は見ない方がいい。

 

 

ちなみにこの要塞陣地が地獄である理由は周りから隔離されている点である。

 

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この画像、ペイントで頑張って書きました(*´ω`*)

褒めても良いのよ?( ・´ー・`)

 

まあそれはおいといて。


灰色の部分が戦闘を行う上で陣地を作っている部分。
歩兵、機械化歩兵、戦車、迫撃砲などを置く位置と思えば分かりやすいかな。

※正確には陣地の形は違うがあくまで説明する上での簡易的なものと思って下さい。

 


東ドイツの戦略は基本的に以下の通り。

①BETAを絶対防衛線まで引き込み戦線を維持する。
②その間に戦術機を主力として光線級を殲滅する。
③殲滅されたのを確認後、爆撃機による面制圧でBETAを一掃する。

 

つまりノイェンハーゲン要塞陣地はBETA群のど真ん中に取り残される形になるのである。
そのため③の面制圧が完了するまで要塞陣地で孤立無援の中で生き残る必要がある。
地獄というのはこういうことである。
当たり前だが、この要塞陣地には戦術機はもとより大した戦力はない。
毎回、歩兵と少数の戦車などで必死にBETAと戦っている。

 

何故こんな場所に要塞陣地があるのかというのはアニメ3話で話すだろうから省く。
またベルリンからはかなり近い距離にあることも3話で話すだろう。

 


2話で話す内容はこんなところだったかな。
何かあればコメントどうぞ。

 

 

それではまた別の記事でバイバイ($・・)/~~~